SSブログ

本田圭佑特集!「Challenge! Global Athlete」 中編 [本田圭佑]

今回も前回に引き続き、

本田圭佑選手が特集された「Challenge!Global Athlete(チャレンジ!グローバル・アスリート)」

の内容を見ていきたいと思います。

この番組は2008年、

本田選手がオランダのVVVフェンローに所属していた時に放送されたものです。

それでは続きを見ていきましょう。 

 

 

クラブハウスの一室に向かう本田圭佑選手。

そこで本田選手は英語のレッスンを受けています。

本田圭佑 英語のレッスン.jpg

「オランダ語は、

将来ここにずっと住むわけでもないし、

そんなにオランダ語はいろんなとこ行っても使えないじゃないですか。

そういうのも含めて英語にしてほしいと言ったら、

じゃあもう『全然問題ないな』と。

で、ここではホント実用的なものを教えてもらってますね。

だから日常会話なんかも、

授業してる間に挟んで入ってきたりとかね。

そこでもう他愛もない話をしたりとかで、

結構その時のほうがいい勉強になってたりはしてますね」 

 

移動中や散歩中など、 

本田圭佑選手はフェンローの住人たちからも声をかけられるそう。 

「サポーターなのかどうかわからないですけどね。

でも声かけられますね。

『頑張れよ~』みたいな。

なんかこうチャリンコとか運転しながら『良かったぞ~』みたいな」

 

海外での生活が続く本田選手でも、

頭の中から日本を思う気持ちは消えたことはないそうです。

「日本の良さというのがわかりましたし、こっちに来て。

(日本代表のことは)気になってますね、正直。

てか代表のことが気になってないサッカー選手なんていないと思うんですけど、

ぼく自身気になってるということは……ありますね。

日本人で一番うまい選手が選ばれる場所なんで、

そのなかで得れるものっていうのは、

やっぱたくさんあると思うんで。

海外で成功して、

成功した選手が日本代表にそれを持ち帰って、

プレーで示す。

それがやっぱり1番、

今後日本のサッカーが強くなっていく方法じゃないかなと、

僕は思ってるんですけど」

 

 

本田圭佑選手の日課となっているのが、

日本から連れてきた愛犬テツとの散歩です。

本田圭佑 愛犬テツ.jpg 

テツもオランダで共に過ごす家族の一員です。

「俺の家に(漫画の)『じゃりン子チエ』があって。いっぱい。

テツ(主人公チエの父親)が言うたらメインじゃないですか。

とりあえず和風な名前でしょ、この顔は」

「海外でやるだけが全てだとは思ってないんですけど、

結局海外の魅力っていうのはまだまだ計り知れなくて、

それをもっともっと知りたいというのはありますね。

ホントに知れば知るほどこっちのサッカーに惹かれているんで、

面白いですね、そういう意味では」

と本田選手は散歩中にもいろいろ語ってくれました。

 

 

本田選手が所属するVVVフェンローは、

2部リーグで首位争いをしています。

試合に向けて練習にも熱が入ります。

VVVフェンローのヤン・ファン・ダイク監督は、

「我々のチームは攻撃的だ。

そして全ての攻撃は本田を起点としている」

と本田選手がチームの中心選手だということを語っています。

VVVフェンロー監督 ヤン・ファン・ダイク.jpg

またチームメイトのFWサンドロ・カラブロは、

「本田はチームの中で最も頭脳的なプレイヤーだ。

フォワードの僕にはいつも良いパスをくれるよ」

とインタビューに答えています。

 

この日おこなわれた紅白戦で、

本田圭佑選手は中盤でチームメイトに指示を出し、

ゲームを組み立てていました。

本田選手は、

「徐々に相手の言葉が理解できるようになって、

オレがより喋れるようになってきてることで、

向こうはもう少し『細かいところまで伝えようとしてるんだな』とか、

そういうところまで最近は、

すこし見れるようにはなりましたよね」

と言っています。

チームメイトのMFケン・レーマンスも、

「練習中や試合前に戦術などを話し合っているので、

コミュニケーションはうまく取れているよ」

と語っていました。 

 

オランダに移籍しておよそ10ヶ月。 

本田選手はチームの中心選手として欠かせない存在になっていました。

そして本田圭佑選手の最大の魅力はフリーキック。

スパイクやボールの微妙な違いがパフォーマンスに大きな影響を与えます。

「自分の足の形というのが、

僕のばあい横幅が広いんですね。

だから慣れとかちょっと微妙に違ったら、

気にしながらプレーしたりすることもあるぐらい、

重要なものではありますね。

(白いスパイクは)当時は珍しかったんですけどね。

高校、中学生の時からぼく白履いてましたけど、

もうそもそも白履きだしたのは、

やっぱり目立ちたいからっていうのはありましたね。

人のやらないことをやりたがるような、

生活でしたんで」

 

話が無回転フリーキックの話題に移ると、

「無回転はこの辺っすかね。

(ここで「若干ななめから?」というスタッフの声)

でもほぼ正面ですよね。

気持ちななめっていうくらいで」

本田圭佑 無回転フリーキック.jpg

 

お次はボールの話題に移ります。 

「このボール(DERBY STAR)だとほとんどあんまり簡単に蹴れないしね。

今のボールはすごい困ってます、だから。

ダービースターね。

すごい重いし。

フリーキック蹴るオレにとっては最悪なボールですね」 

 

 

2008年10月17日、VVVフェンロー対テルスター戦。 

試合当日、

集中力を高め試合会場に向かう本田圭佑選手。

↓本田選手のマイカー(アウディの左ハンドル)

本田圭佑 オランダ自宅.jpg

目指すミッドフィルダー像については、 

「まあ、攻守により貢献できることですよね。

得点取ったり守備では最後んとこで体張ったり。

そういったことをしっかりできれば、

自分の理想像には少し近づけるかなっていう風に思います」

 

オランダ2部リーグ、

Eerste Divisie(エールステ・デビジ)に所属するのは、

全部で20チーム。

優勝チームは無条件で1部に昇格できます。

上位チームも、

入れ替え戦を勝ち抜けば1部に上がることができます。

本田選手はより大きな舞台に立つために、

目の前の一試合一試合に臨みます。 

「今を戦わないとね、

結局はその先は無いんで。

もちろん遠くも意識してイメージを描くことも、

僕は大切だとも思いますけど。

やっぱそれ以上に生きてるのは今なんでね」

 

攻守にわたり勢力的に動きを見せる本田圭佑選手。

相手の当たりに負けず、

今シーズン4点目のゴールを上げます。

「結局サッカー点取らないと勝てないんで。

中盤のオレがね、

点を取れれば非常に大きなことだと思うし、

その意識は少なくとも少し上がりましたね」

 

ゴール近くのフリーキックには、

本田選手が真っ先に向かいます。

フリーキックを狙う本田圭佑.jpg

「自分にとっては自信のある1つのプレーなんでね、

誰にも負けたくないという気持ちは、

持ってますけどね」

しかし日本とのボールの違いに苦しみ、

今シーズンはフリーキックの得点がまだありません。

「ボールが変わって点が取れないようであれば、

自分の技術に問題があったということだと思うし、

一から練習したいなというふうには思ってるんですけどね」

 

後半のフリーキックのチャンスでは、

本田選手はチームメイトにキッカーを譲ってしまいます。 

ですが監督は、

「本田はチームのリーダーだから、蹴ると決断しなければ。

自身を持つことがホンダの課題だ」

と、不満の色を見せていました。

本田選手は試合中にも、

監督に「(フリーキックを)譲るな」と怒られたこともあるのだそうです。

「この我が強いヤツらの中で、

さらに自分を出して自分をアピールする。

オレが結果であいつらに示さないといけないということだけなんで、

それがオレには今、必要かも知れないですね」

 

海外では強い気持ちとプレーで自分をアピールし、

結果を残し続けなければなりません。

「結局そういうところが、

日本では得れる部分では無いんじゃないかなと思うし。

なんのためにこっちに来てるかということを考えたら、

オレはもっともっと自分の能力を高めたいっていうことだけなんで、

もっともっと大きくなりたいなっていう。

いろんな経験を積んで、

いい選手になりたいなっていうふうには思ってます」

本田圭佑3.jpg

 

 

本田圭佑特集も終盤へ。

次回に続きます!

 



共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。