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本田圭佑も読んでいる!「自助論」の名言集 第1章 [本田圭佑]

本田圭佑選手の愛読している本「自助論」。

自助論 サミュエル・スマイルズ著.jpg

自助論はサミュエル・スマイルズが書いたベストセラーですが、

ここではその自助論の内容を見ていきたいと思います。

といっても内容を全て載せることはできないので、

皆さんの役に立つ名言や格言、

誰にでも役立ちそうなエピソードなどをご紹介していきたいと思います。

それでは行ってみましょう! 

 

 

「天は自ら助くる者を助く」 

これは昔から語り継がれてきた格言です。

どういう意味かというと、

人からの援助に頼らず、自分を自分自身の力で助けることが、

自分を成長させることにつながるということです。

ちなみに自助論では、

「(教育的に)いちばんよいのは何もしないで放っておくことかもしれない」とも書かれており、

自分自身でやることの大切がわかります。

例えば学校の勉強でも、

授業に出て先生に教えてもらうだけでは良い成績は取れませんよね。

授業以外でも自主的に勉強する姿勢だったり、

授業を積極的に吸収しようという姿勢も大切になってきます。

人に教えてもらえるのはごく一部。

本田圭佑選手のようにチームメイトとの練習以外にも、

自主的にトレーニングするようでないと上へは登れないのでしょう。 

 

「外からの支配」よりは「内からの支配」を

サミュエル・スマイルズは、

「どんなに高い理想を掲げても国民がそれについていけなければ、

政治は国民のレベルまで引き下げられる」

またそれとは逆に、

「国民が優秀であれば、いくらひどい政治でもいつしか国民のレベルまで引き上げられる」

とも言っており、

つまりは国民のレベルが国の質を決定するということです。

これをサッカーに置き換えてみると、

「チームの選手が優秀ならチームは優秀」

ということです。

例えば世界トップクラスの選手を集めれば、

いくら監督が微妙でも素人に負けるなんてことはまずありえないでしょう。

もちろん優秀な選手が集まるということは、

スタッフやコーチ、多額の移籍金を支払えるほどの圧倒的な資産など、

そのチーム全体ではかなりのポテンシャルを持っているのでしょう。

世界一を目指し続ける本田選手が、

いきなり時給1000円の世界最弱チームに移籍することは考えられないですからね(笑) 

また国民である自分自身を世界トップレベルに引き上げるためには、

努力して自分を高めるしかありませんよね。

サミュエル・スマイルズに言わせれば、

「その人が外部からどう支配されるかどうかという点は、

さほど重要な問題ではない」のです。

環境のせいにすることなく、

常に自分自身を高める努力をし続けるものだけが成長し、

本田選手のように成功し続けるのです。

 

最高の「教育」は日々の生活と仕事の中にある

サミュエル・スマイルズは、

「学校などは教育のほんの初歩を教えてくれるにすぎない」

と語っています。

教育は理屈を学んだだけではなくて、

日々の生活や仕事をするなかで実践したり、

さらに学んだりすることが必要になってきます。

また「知は力なり」という名言で有名な哲学者のベーコンは、

「現実生活をよく観察すれば、学問によらずとも学問にまさる知恵を身につけることができる」

と語っているように、

日々の実践の中で学んでいくことの大切さも分かります。

当たり前と言われるかもしれませんが、

サッカー選手になるためには、

本田圭佑選手のように常にサッカー漬けの毎日を送るのが一番の近道。

事実、本田選手は小学生の頃から今まで、

1度もサッカーチームに所属していなかったことはありません。

本田選手は日々のチームでの練習の中で、

サミュエル・スマイルズの言う「最高の教育」を受けていたと言えるでしょう。

もちろんただチーム所属していただけでは、

何十年経っても上達しません。

常に自分を高める強い意志や努力も必要です。

またサミュエル・スマイルズは、

偉業を成し遂げた人の「伝記」についても語っていて、

「伝記は、われわれが目標を成し遂げるには何が必要かをはっきり示してくれる」

と言っています。

偉人の伝記を読むことで、

成功への道のりのシミュレーションになるということですね。

ということは、

数々の偉業を成し遂げてきた本田圭佑選手の半生をたどれば、

あなた自身の成功への道筋も見い出せるかもしれません。

本田圭佑 モノトーン.jpg

 

「もしも私が裕福だったら……いまの私はない」

貧しい生活や苦境が自分を成功へ導いてくれるという事例は、

世の中に無数にあります。

自助論では天文学者のコペルニクスや、

近代物理学の基礎を築いたニュートン、

イギリスの歴史的な風景画家であるターナーなどの例が挙げられています。

彼らはみな、決して裕福な家庭環境ではありませんでした。

また数学者のラグランジュの父親はトリノの役人でしたが、

投機で失敗して一家が余儀なく貧困生活を送るハメに。

のちにラグランジュは、

「もしも私が裕福だったら、おそらく数学者などにはならなかったはずだ」

と語っています。

ここで「あれ?そういえば」と思った方は、かなりの本田圭佑マニア(笑)

そうなんです。

ラグランジュの人生は本田選手の人生と似ているのです。

本田選手も子供時代に父親が事業に失敗して、

プロ選手になるまで決して裕福ではない生活を送っていましたよね。

いわゆる「ハングリー精神」が本田選手にはあったのです。

現状に不満があっても腐らずに、

本田選手のように夢を持って努力していきましょう! 

 

「苦難が人間を立ち上がらせる」

サミュエル・スマイルズは、

「強い自助の精神さえあれば、貧しさはかえって人間にとっての恵みに変わる」

と言っています。

自分の置かれた苦しい状況を逆手に取って、

自分を立ち上がらせ戦わせるガソリンに変えるのです。

安定的な生活は私たちに安心感を与えてくれますが、

向上心をもたらしてはくれません。

裕福な生活が必ずしも恵まれているとは言えないのです。

個人的には「裕福な生活を目指している状態」が、

自らの進化を誘発してくれるのではないかなと思います。

とはいっても日本は不況と言われながらも、

世界的に見れば先進国で、恵まれた家庭が多いのも事実。

「お金持ちとはいえないけれど、別に死ぬほどは貧乏じゃない」という方が多いですよね。 

先にも登場した哲学者のベーコンは裕福な家庭に生まれ育ちましたが、

こんなことを言っています。

「自らの富を否定し、自らの力のみを信頼できる人間だけが、

自分の水桶から水を飲み、自分のパンを食べる方法を学ぶ」

本田圭佑選手もすでに何十億円も稼いでいるようなお金持ちですが、

決して努力をやめようとはしません。 

本田選手はお金の使い方が上手なのでしょうね。

富を自分を甘えさせる材料にするのではなく、

勇気や自信に変換しているようにも見えます。 

自身をさらに磨くために、

専属のスタイリストやトレーナーを雇ったりもしています。

成功してもハングリー精神を忘れない本田選手だからこそ、

私たちは「カッコイイ」と思ってしまうのかもしれませんね。 

抗議する本田圭佑.jpg

 

「他人からの援助と、

自らのいっそうの精進は共に欠かせない」

これはフランスの政治家アレキシス・ド・トクビルの言葉です。

トクビルは自分自身で努力することはもちろんですが、

他人からの助けも必要だと言っています。

「自助論」と聞くと「人に頼らないでやればいいんだな」と安易に思ってしまいそうですが、

大人と言われるような人たちでも、

他人の助けは必要です。

またトクビルは、

「常に友人と接触を保つことが必要」とも言っており、

誰かの助けを借りずに成功することは難しいことを教えてくれます。

本田圭佑選手の例を出すと、

本田選手は「奥さんに毎日ごはんを作ってもらって感謝している」と言っていますし、

サッカーの試合で勝つためには、

チームメイトとの連携プレーも重要になってきます。

さらにチームの監督やコーチからの指導された経験も、

本田選手の糧になっているはずです。 

自分自身の努力と他人からの援助のバランスを保つことこそが、

成功へのカギだとも言えるでしょう。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

これまで自助論の第1章の部分をサラッと見てきました。

「自助論」にはここで挙げた以外にもたくさんのエピソードが書かれていますので、 

興味が出てきた方は実際に読んでみてくださいね。

本田圭佑マインドを身につけたいという方にもオススメです。 

文庫本なら500円ちょっとで購入できますよ。

(出版社の回し者ではありません、一応 笑) 

 

それではまた、次回のブログで! 

 



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