本田圭佑にも勧めたい!世界の名言集 その4 [本田圭佑]
本田圭佑選手はサッカーだけでなく、
その心から溢れだす数々の名言も注目に値します。
「オレは持ってる」
「誰も自分の夢を邪魔させたらアカン」
など、沢山の名言が残されています。
今回はそんな本田選手の負けないような、
世界の名言をご紹介する企画の第4回目。
慌ただしい毎日の中で、
忘れかけていた情熱を思い出させてくれる名言が盛りだくさんです。
それではいってみましょう!
「諦めなどという言葉は、
私の辞書にはない」
これは看護師のナイチンゲールの名言です。
フランス皇帝ナポレオンの、
「私の辞書に不可能という文字はない」
という名言からインスパイアされたのかも。
戦争の負傷者の看護を献身的に続けたナイチンゲールは、
病院内では夜回りも欠かしませんでした。
現在でも看護師は「白衣の天使」と呼ばれることがありますが、
これはナイチンゲールに由来します。
「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、
苦悩するもののために戦う者である」
というのもナイチンゲールの言葉。
ナイチンゲールが幼少の頃は裕福な家庭だったそうで、
贅の限りを尽くした教育を受けました。
数ヵ国語の勉強から経済学、芸術まで、
幅広い分野を学び、
教養を身につけます。
ナイチンゲールは、
慈善訪問で貧しい農民の姿を目の当たりにしたことがきっかけで、
人への奉仕活動を行いたいと思うようになったそうです。
裕福な家庭で育ったナイチンゲールにとっては、
貧しい農民たちの暮らしは衝撃的だったのかもしれません。
サッカーの本田圭佑選手も熱い男ですが、
ナイチンゲールなど、
世界には熱い心をもった人がたくさんいるのだと、
再認識しますよね。
世間には犯罪のニュースなどが絶えませんが、
人間は捨てたもんじゃない、と思える名言でした。
「笑われて、
笑われて、
つよくなる」
「走れメロス」や「人間失格」で有名な小説家、
太宰治の言葉。
「かっこ悪く思われたくない」「笑われたくない」という思いは、
誰でも持っているものです。
でもそれを怖がって避けていては、
自分の意志を貫くことはできません。
周囲の人から後ろ指をさされようと、
自分の求めるものに向かって突き進んでいくほかはありません。
本田圭佑選手も、
「僕は笑われ続けてきましたから」
とインタビューで答えています。
心が折れそうな時は、
笑われない生き方が本当に自分が求めるものなのかどうか、
自分の心と相談してみる良い機会なのかもしれませんね。
「神は細部に宿る」
美術史家のアビ・ヴァールブルクの言葉。
ダ・ビンチやフェルメールなど、
超絶的な美術作品は私たちの心を動かします。
ですがこの言葉、
美術だけのものにしてはもったいないですよね。
サッカーなどのスポーツでも同じことが言えるのです。
サッカーの本田圭佑選手も、
「ミリ単位の調整が必要」とインタビューで答えていますが、
世界で戦うような選手は、
芸術的なプレーで私たちを魅了してくれます。
サッカーのシュート時などは、
瞬時の判断でミリ単位の調整をしなくてはなりませんので、
ほとんど無意識的にゴールを狙えるように、
本田選手などは小さい頃から、
何万回も何十万回も、
シュート練習を繰り返してきたのです。
「成功の可能性は0%だと言われて、
諦めることができるような、
そんな軽い気持ちで夢を追いかけたわけじゃないです」
世界最高のサッカー選手の1人と言われている、
元サッカー選手のジダンの名言。
ジダンが「キャプテン翼」の影響でサッカーを始めたことは有名です。
”宇宙人”とも言われる高い能力を持つジダンのような世界トップの選手は、
「生まれた時から才能があったんだろう」
と思われがちですが、
決して簡単な道を歩んできたわけではありません。
他人の酷評だけで簡単に諦めてやめてしまうような選手は、
才能があったとしても、
一流選手などにはなれないのです。
またそれとは逆に、
周囲からは才能が無いと言われていても、
本田圭佑選手のように長年の努力の積み重ねで、
世界で活躍する選手にだってなれるのです。
「金がないから何もできないという人間は、
金があってもなにもできない人間である」
阪急電鉄、宝塚歌劇団など阪急グループの創業者、
小林一三の名言。
小林一三は数々の有名企業で社長を務め、
内閣で大臣をしていたこともあります。
小林一三は妻子を抱えて失業するなど、
苦境に立たされたこともあるそうですが、
この名言は、
「置かれた状況のせいにするな」
というふうにも聞こえます。
言いわけはしようと思えばいくらでもできます。
成功者と言われるような人の中には、
貧乏な状況から立ち上がってきた方も多いです。
お金がなくても自分の頭で考え、
言いわけをせず行動し続ける人間のみが、
チャンスを掴むことができるのです。
「時計が止まるとき、
時間は生き返る」
アメリカ文学の巨匠、ウィリアム・フォークナーの言葉。
これはどういう意味なのでしょうか?
ウィリアム・フォークナーは生涯の多くを田舎で暮らしていました。
私たちは学校の時間割や仕事のスケジュールなど、
小さい頃から時計に合わせた生活を送っています。
ですがその機械的な時計を忘れることで、
人間本来の動物的な感覚がよみがえってくる、
と、個人的には解釈できました。
休みの日くらいは時計に縛られずに過ごしたい、
というかたも多いのではないでしょうか。
「『昔はよかった』とよく聞きますね。
が、本当に昔がよかったのか、
そうじゃない。
新しい時代に適応できなくなっただけです」
心理学者の波多野完治の言葉。
波多野完治は心理学の本だけでなく、
十五少年漂流記など児童文学の翻訳といった、
数々の著作があることでも知られています。
さらにはお茶の水女子大学の学長を務めていたことも。
「昔はよかった」と言っている人、結構いますよね。
これは「昔はよかったけど、今は満足していない」ということです。
時代のせいにして自分は前進することを止めている。
たまには昔を思い返して、
グチのひとつも言いたくなることがあるかもしれませんが、
生きているのは「今」です。
自分が今生きている時代を否定せずに、
前向きに歩んでいけたらいいなと思います。
「満足できていない」という状況は、
「まだ自分を進化させる余地がある」ということでもあります。
「計画のない実践は、
海図のない航海に似ています。
それは航海というより漂流です」
経済学者や学習院院長として活躍した田島義博の名言。
思い切って行動するのは良いことですが、
計画なしに始めてしまうと、
明確な目標が定まらず周囲に流されやすくなってしまい、
良い結果が得られにくいです。
はじめからしっかりと計画しておけば、
不具合が出ても改善するポイントがわかりやすくなります。
サッカーの本田選手の場合も、
自分の弱点などを明確にして、
それを克服することで自分を進化させています。
「障害を避ければストレスは減るが、
自分が生まれ変われるチャンスを逃す」
経営コンサルタント、三科公孝の言葉。
人間は安全地帯を歩きたがる生き物ですが、
それだけでは自分を成長させることができませんよね。
アマチュアでお山の大将になるか、
プロ選手になって新たな障害に挑むか。
といった感じでしょう。
本田選手も障害を克服し続け、
プロ選手になり、
日本代表になり、
アジアのMVPになり、
ACミランに入り。
何かを始めたばかりの初心者がいきなり世界に挑むと、
心が折れて潰されてしまう可能性が高いですが、
簡単な順に1つづつステップアップしていけば、
いつかは目標に到達できるでしょう。
さて、色々な名言を見てきましたが、
いかがだったでしょうか?
個人的には、
「行動力のある人は強いな」と思いました。
始めは失敗して笑われるような初心者でも、
目標を持って行動し続けていくうちに、
周囲を追い抜いていく。
名言にはそんな人たちの情熱が、
たくさん詰まっているように感じるのです。
「本田圭佑にも勧めたい!世界の名言集」 そのほかの記事はこちら↓
その1 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-16
その2 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-19
その3 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-21
その5 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-26
その6 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-27
その7 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-28
その8 http://keisuke-soccer-like.blog.so-net.ne.jp/2015-04-29
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