今週の本田圭佑ニュース!崖っぷちのミラン [本田圭佑]
さて今週も(2015年4月25日~5月1日)、
本田圭佑選手のニュースを見ていきましょう!
今週のACミランは、
25日のウディネーゼ戦と、
29日のジェノア戦の、
2試合が行われました。
〈本田圭佑、ウディネーゼ戦は出番なし〉
25日(日本時間の26日)、ACミランはウディネーゼと対戦。
格下のウディネーゼ相手に、
ミランは1対2で敗退。
5戦ぶりの黒星となってしまいました。
本田圭佑選手はベンチ入りしたものの、
出番もなく試合は終了。
この試合ミランが初めてフリーキックを蹴ったのが、
なんと後半40分になってから。
こんな不甲斐ない試合に、
普段チームを守るような発言をしてきたインザーギ監督も怒りを露わにしています。
「我々は全員が一丸となって目標を目指すべきだった。
それなのに今日のミランはひどかった。
私は選手たちのピッチでの姿勢に激怒している。
ウディネーゼはまるでチャンピオンズリーグの決勝でもあるかのように、
高い闘志を持ってプレーしていたが、
我々は違った。
言いわけもできないくらいの出来だった。
サポーターと会長に心から謝罪したい。
水曜日にまた試合があるのは幸いだった」
とインザーギ監督は語りさらに、
「チームの態度が気に食わなかった。
腹を立てている。
今季初めて失望した試合。
水曜日(ジェノア戦)からは、
このユニフォームを大切に感じている選手だけがプレーする」
という発言もしています。
壊滅的な状態ですね……
ちなみにセリエA最下位のパルマでは、
選手の給料が払えなかったり、
遠征費が出せず延期になるといったことも起こっています。
もちろんミランはそこまでではありませんが。
またインザーギ監督は、
自信の監督としての責任についても口にし、
「チームがこんな試合をした時、
1番の責任は監督にある。
私の罪は大きい」
と語っています。
そしてその後インザーギ監督は次のジェノア戦に向けて、
試合翌日から無期限で、
予定になかったチーム合宿をすることを決定しました。
合宿を始めたからといって急にチームが強くなるとは考えにくいですが、
インザーギ監督はチームを団結させようと、
居ても立ってもいられないのでしょう。
〈監督と選手に亀裂!?〉
イタリアのコリエレ・デッラ・セーラ紙など複数のメディアでは、
インザーギ監督が帰りのバスの中で、
「君たちはミランのユニフォームを着るのに相応しくない!」
と選手たちに激怒したと報じられています。
ですが中にはインザーギ監督に反発する選手もいて、
「確かにオレたちはミランのユニフォームを着るのに相応しくないかもしれない。
でもあなたこそミランの指揮官に相応しくないだろう」
と言ったのだとか。
ちなみに名誉会長のシルビオ・ベルルスコーニも、
この試合の結果に激怒し、
インザーギ監督の解任を求めたそうです。
もちろんCEOのガッリアーニが「この時期の監督交代は全くの無意味だ」と、
ベルルスコーニを説得したそうですが。
今後のミランが心配になってきましたね……
〈インザーギ監督が残留決定〉
以前から何度も解任説が流れていたインザーギ監督。
ですが少なくとも今シーズン終了までは、
ミランに残されることが決定されたと、
30日に「ミランチャンネル」で発表されました。
監督経験の浅さを指摘されることも多いインザーギ監督ですが、
ここからどうにか巻き返してほしいところですね。
かつては世界屈指の名門クラブと讃えられたACミランも、
現在はセリエAの20チーム中、
10位前後をウロウロしている状態。
ですからインザーギ監督は今季限りで、
ミランを離れていくという説が有力でしょう。
〈本田圭佑が先発出場も、結果を出せず〉
われらが本田圭佑選手が、
29日のジェノア戦で久々の先発出場です!
と喜びたいところではありますが、
試合結果は1対3でミランの惨敗。
ミランはチーム内の連係が取れていませんでした。
本田圭佑選手も活躍を見せることができず、
後半9分にブーイングを受けながらベンチへと戻っていきました。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙からは、
「彼もいた。
だが、
それに気がつかなかった」
と酷評されています。
この試合、本田選手の見せ場は、
前半16分に放ったミドルシュート1本だけ。
相手チームのディフェンダーにブロックされて、
ゴールすることはありませんでしたが。
またこの試合、
ミランの得点王のメネズが退場になり、
次の試合も出場できなくなってしまいました。
ゴール裏のミランファンの中からは、
「プリマヴェーラ(下部組織)を出せ!」
といったヤジが飛び交っていました。
一難去らずにまた一難、
といったところでしょうか……
〈本田圭佑、代表でも危機!?〉
日本代表のエースとして活躍してきた本田圭佑選手ですが、
その地位も危うくなってきました。
確かに日本トップクラスの実力を誇る選手ではありますが、
ハリルホジッチ監督の戦術には向いていないという話も。
ハリル・ジャパンでは主戦術として「ショートカウンター」を採用しています。
ショートカウンターとは、
相手ゴールに近い位置でボールを奪って反撃するもの。
デメリットとしてはプレスをかける分、
守備ラインが前進してしまうということでしょうか。
そのため戦術が弱点とならないように、
攻守を切り替えるスピードや運動量が必要となってくるのです。
ですからスピードや運動量が少なめの本田圭佑選手は、
攻撃陣から外される可能性も出てくるわけです。
本田選手がいるイタリアのサッカーも攻守の切り替えが激しいですから、
「本田選手には向いていない」という声も、
チラホラ見かけますね。
ちなみにレアル・マドリードなども、
ショートカウンターを採用しているチームの1つです。
また本田選手のポジションを脅かす選手の1人として、
宇佐美貴史選手の名前が挙げられています。
ハリルジャパンでは、
フォワードにスピードや俊敏性のある選手を配置。
同じタイプの選手同士のコンビネーションを高めることで、
世界の強豪国と戦っていこうという作戦です。
ですから俊敏性や決定力が高く評価されている宇佐美選手や、
岡崎選手、乾選手、武藤選手、香川選手らが攻撃の中心選手となり、
「本田選手の居場所がなくなってしまうのでは?」
という声も上がっています。
本田選手にボールが渡るとスピード感が失われることもあり、
フィジカルの強さが売りの本田選手にとっては、
日本代表のポジション争いにも危機が訪れていると言えるでしょう。
〈本田圭佑、アイドルのライブに誘われる〉
今週は重いニュースが多いので、
ちょっと変わったニュースもお届けしたいと思います。
4月27日に日本テレビ系で放送された番組「有吉ゼミ」に出演した、
元サッカー選手の”テル岩本”こと岩本輝雄さん。
岩本さんは先日ヨーロッパを訪問した際、
本田圭佑選手と食事をしたそう。
その際に岩本さんはアイドルグループ、
AKB48のファンであることを明かしました。
そして本田選手を「今度一緒に(ライブに)行かないか?」と誘うと、
「(興味はあるけど)時間がなくて行けないから、
テルさんだけ行ってください。
僕の分まで(応援を)頑張ってください」
と大人対応で断られたのだそう。
本田選手は日本に帰ってきても多忙ですし、
アイドルのことよりも、
サッカーのことで頭がいっぱいなのでしょうね。
ということで岩本さんのアイドル布教活動は、
失敗に終わったのでした(笑)
さて、今週も本田圭佑選手のニュースを見てきましたが、
なかなか良いニュースが届きませんね。
ACミランは選手や監督の問題以外にも、
政治的な要素などが複雑に絡み合っているクラブですが、
本田選手自身の力で、
置かれている現状を打開してくれることを期待したいです。
本田選手頑張れー!!