本田圭佑は読書家!どんな本を読んでるの? [本田圭佑]
世界的なサッカー選手の本田圭佑選手は、
実は読書家としての一面もあるのです。
飛行機の中など移動中は読書をして過ごしているのだとか。
ここでは本田選手が普段どんな本を呼んでいるのかチェックしていきましょう。
サッカースクールの経営者としての一面もある本田選手。
本気で政治家になりたいと思っていたころもあるのだそう。
本田選手の哲学はどうやって生まれてきたのか、
解明する手がかりにもなるでしょう。
〈ドラッカーをすごく読んでいる〉
本田選手はピーター・ドラッカーの本を「すごく読んでいる」そう。
本田選手は名古屋グランパス時代から会社を経営していると言いますから、
経営学者のドラッカーの本は読んでいて当然という感じでしょうか。
ちなみに”成功者”と言われる方々の本も読んでいるそうです。
〈白洲次郎の本も読んでいる〉
本田選手は官僚で実業家だった白洲次郎関連の本も読んでいたそうで、
同じ日本代表で読書家の長谷部選手と「何で知ってんの?」という話になったのだとか。
〈小説は一切読まない〉
本田選手はフィクションには興味が無いそうで、
小説は一切読まないのだとか。
本は楽しむためというよりも、
現実的にすぐに応用できる理論や考え方などを学びたいのでしょう。
〈本田圭佑が勧める「自助論」〉
本田選手は周囲にサミュエル・スマイルズ著の「自助論」という本を勧めているのだとか。
この自助論は自己啓発本の部類で、
歴史上の偉人たちの勝ちパターンや名言などが書かれています。
哲学者であるソクラテスの、
「世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ」
というような名言も数々登場します。
また日本代表のキャプテンもつとめる長谷部選手もこの自助論を読んだそう。
ある雑誌のインタビューで長谷部選手は、
「いかにもケイスケらしい本だなぁとなんだかおかしかったけど、
確かに共感する部分があった。
サッカー選手にも通じるところがある。
結局は自分の意志が1番大切なんだということを再認識させてもらった」
ということを語っています。
スポーツに限らず世界で戦っている人たちは、
どうしても飛行機での移動時間が長くなるので、
けっこう読書をする時間も取れるのかもしれませんね。
スポーツ選手というと身体能力ばかりが注目されがちですが、
その身体を動かすためには頭脳も必要です。
強い気持ちだけでなく自身の哲学なども、
一流のアスリートには必要不可欠なのです。
本田選手が現在所属しているイタリアのACミランは、
「哲学もトップクラス」だそうで、
世界的なクラブチームの持つ独特の風格のようなものが感じ取れますよね。
サッカーが上手いだけでは、
世界で戦っていくには心もとない気がします。
もちろん自身の哲学を生み出すのは読書以外でも可能だとは思います。
たとえばACミランで本田選手のチームメイトだったバロテッリ選手は、
幼い頃から黒人差別を受け続けてきました。
その差別と闘いながら生きてきたからこそ、
世界的なサッカー選手になれたのでしょう。
実際にバロテッリ少年はサッカーは誰にも負けない子供でしたから、
サッカーで自分の居場所やアイデンティティを作ってきたようです。
恵まれた穏やかな環境はメリットも多いですが、
逆にメンタル的な部分では、
ハングリーさが欠けてしまうといったデメリットもあります。
私たちは学校や職場などある程度の環境は自分で選択できますが、
やはり身の回りの限られた環境の中で多くのことを学ぶには、
読書をするのが最適ですよね。
お次は本田圭佑選手の日本代表のチームメイトでもある、
長谷部誠選手が読んでいる本もチェックしてみたいと思います。
日本代表キャプテンもつとめる長谷部選手は読書家としても知られていて、
自身でも本を出版するほど。
ちなみに2011年に出版した「心を整える」はミリオンセラーを記録しています。
1年で100冊以上は読むそうです。
「人を動かす」
D・カーネギー著の人を動かすは、
長谷部選手の座右の書。
長谷部選手は代表キャプテンですから、
リーダーシップ能力も必要です。
この本は世界的ベストセラーにもなってますので、
多くの方にオススメです。
「超訳 ニーチェの言葉」
長谷部選手は飛行機の中でこの本を読んでいたそうです。
内容はニーチェの言葉を抜粋した自己啓発本的な本。
くじけそうになった時などに読むと元気が出てきそうです。
ちなみに日本代表の長友選手もこの本を読んだのだとか。
ところで、
本田圭佑選手はビッグマウスなどその発言が注目される存在ですが、
今回は読書家の長谷部選手の名言にも注目してみましょう。
サッカー人生や本から得た豊富な知識から繰り出される名言は、
共感できる部分も多いはず。
「競争を恐れない。むしろ歓迎する」
これは自分を進化させるために必要なことですね。
また長谷部選手は上から目線にならないことも大切と言っており、
勝っても相手を尊重する姿勢は忘れない、ということでしょうか。
相手を見下すためではなく、
自分を向上させるために競争していきましょう。
「子どもたちは僕たちの未来だ」
長谷部選手は自分の著書の印税収入2億1800万円を、
東日本大震災の被災地に寄付しています。
本1冊でサラリーマンの生涯年収を稼ぎだしてしまうのが長谷部誠なのです。
ちなみに本田選手は本は出版していませんが、
東日本大震災の被災地に5000万円の寄付をしています。
「本は心の筋トレ」
本でいろんなことを学んでおけば、
現実世界で問題にぶち当たった時にも色々と解決策が浮かびます。
普段から読書をして、
いざというときのために頭を鍛えておきましょう。
「努力や我慢は秘密にすべきだ」
これは周囲からの同情や尊敬は自分を甘やかす理由になってしまうからだとか。
ですが著名人の中には「努力をアピールするのが良い」ということをいう人もいますので、
自分の性格に合わせて、
どの程度努力を公開するか選んでみてはいかが?
「普段からやるべきことに取り組み、
万全の準備をしていれば、
運がめぐってきた時につかむことができる」
チャンスはいつ訪れるかわかりません。
大きな仕事を任されるときに備えて、
それに見合った実力をつけておけ!ということでしょう。
「僕の夢は、夢を追い続けること」
サッカー選手としての人生は長くても30代前半で終わってしまう場合がほとんど。
でもそこで新たな夢がなかったら、
心が死んだ状態になってしまいますよね。
人生を前向きに生きるための長谷部選手の哲学なのでしょう。
「あえて難しいほうを選ぶ」
長谷部選手本人は、
挫折欲があるのかと思うほど難しい道を選んできたそうです。
簡単なことって成功しやすい反面、
自分の成長につながりにくんです。
長谷部選手はリスクを負い続けてきたからこそ、
日本代表のキャプテンになれたんですよね。
たまにはムリだと思うことにチャレンジするのも良いかもしれません。
「いま自分が言えるのは、
挑戦し続け、
その場その場で全力でもがき続けると、
人間は変われるということだ」
長谷部選手だけでなく本田圭佑選手も似たようなことをいっていました。
人間ピンチになると思いもしなかったくらい頑張れるものです。
数々の危機を乗り越えてこれたからこそ、
いまの長谷部選手があるのですね。
「自分の中で
『何事も失敗してこそ』っていう思いがあって、
失敗をすることも楽しいんですよ」
失敗から学ぶ、とよくいいますが、
失敗しなければどこを改善すればよいのかわかりませんよね。
もちろん失敗したくないという気持ちはあるとはおもいますが、
たまには新しいことにチャレンジして失敗を重ねてみるのもよいかもしれません。
さらには長谷部選手のように失敗を楽しめるようになると、
どんどん成長していけるような気がします。
「普段から正々堂々としていれば、
たとえまわりから陰口が聞こえてきたとしても、
全く気にならない。
逆にそういうことをいう人をかわいそうだなと感じる」
長谷部選手は、これまでたくさんの陰口を言われてきたのかもしれません。
試合が負ければサポーターからブーイングされることもあるでしょうし、
チーム内のレギュラー争いで陰口を言われることだってあるでしょう。
そんな中でも心を乱さず一心に練習を続けてこれたからこそ、
日本代表への道が開けてきたのです。
いかがでしたか?
今回は本田選手の情報は少なめでした。
たまにはほかの選手に注目してみると、
新たな発見がありますよね!
イケメンな本田圭佑!「世界で最もハンサムな顔」にランクイン! [本田圭佑]
個人的な意見ですが、
本田圭佑選手は「人間としてはカッコいいけど、顔はイケメンというほどではない」と思っていました(失礼!)。
ところが2014年、
本田選手が「世界で最もハンサムな顔」ランキングにランクインしました!
キメ顔の本田選手↓
ここではこのランキングについて、
もう少し詳しく見ていきたいと思います。
この「世界で最もハンサムな顔」ランキングを発表したのは、
アメリカの映画情報サイトである「TC Cendler」。
本田圭佑選手は日本人男性の中でトップの24位を獲得。
昨年は58位だったので、
本田選手のファンとしては嬉しいものです。
身長も日本人の中では182センチと高い方ですから、
たたずまいもイケてるのでしょう。
もちろん本田選手以外の日本人男性もランクイン。
俳優の金城武さんが29位、
元ジャニーズで現在は俳優や歌手活動をしている赤西仁さんが52位にランクインしています。
本田選手が日本人男性で最高位になったのは、
イタリアのセリエAでの活躍が評価されたのだと思います。
2015年はさらに本田選手が活躍して、
より上位になることを期待しちゃいましょう。
ところでサッカーとは関係ないですが、
日本人女性のランキングも気になりますよね。
女性のランキングは「世界で最も美しい顔」。
女優の桐谷美玲さんが8位、
これまた女優の石原さとみさんが25位、
モデルで女優の佐々木希さんが43位、
アイドルグループのAKB48の島崎遥香さんが50位という結果に。
「世界で最も美しい顔」の選考基準は世界3000万人によるユーザー投票とのこと。
アメリカのサイトでのランキングなので、
美人というだけではなく知名度も重要になってくるわけですね。
ハンサムな顔と世界から評価された本田圭佑選手。
もちろんハンサムなのは見た目だけではありません。
世界的なサッカー選手ということもあり、私生活もかなりカッコイイ印象。
運転手つきの高級車を乗りまわし(しかも運転手はあのベッカム選手と同じ人)、
イタリアの街でショッピングを楽しむ姿なども目撃されています。
またイタリア語のプライベートレッスンや、
同じ日本代表で友人でもある長友選手とミラノ市内の寿司屋に行ったりだとか。
周囲のスタッフたちも本田選手のプライバシーを守るために苦労している様子でした。
ここで本田選手以外にも「世界で最もハンサムな顔」ランキングにランクインしたサッカー選手を見てみましょう。
まずはサッカー選手では22位という最高位にランクインしたヨアン・グルキュフ選手。
グルキュフ選手は1986年生まれのフランス代表選手。
なぜかフランスのゲイの方からも圧倒的な支持を得ているのだとか。
「世界で最もハンサムな顔」に投票した人の中にもゲイの方が多かったりして……(笑)
ただグルキュフ選手はイケメンながら自己中心的で内向的、
父親が数学教師をやっていたこともあり知的、という取っ付きにくい一面もあるようで、
グルキュフ選手がチーム内で浮いてしまうこともあるそうです。
お次は35位にランクインした元サッカー選手のデビッド・ベッカムさん。
ベッカム選手は知っている方も多いですよね。
ベッカム選手はサッカー界のファッションリーダー的存在で、
日本でもベッカムヘアーが流行しました。
1975年生まれの元イングランド代表選手でFIFAの最優秀選手には2度選ばれたことがあります。
また2012年にはサッカー選手としては最高額の44億円を稼ぎだしたといいますから、
まさに誰もが認める世界的ビッグ・プレーヤー。
奥さんのビクトリア・ベッカムさん(元スパイス・ガールズ)も有名ですよね。
ベッカム選手は愛妻家でもあり、
妻からも「夫として男性として最高」とラブラブの評価を得ています。
そして55位にランクインしたハメス・ロドリゲス選手。
ハメス・ロドリゲス選手は南米コロンビア出身で、
2014年のブラジル・ワールドカップでは得点王。
1991年生まれの現在23歳、世界最高のクラブチームと言われているレアルマドリードに所属しています。
背番号は本田選手と同じ10番。
レアルマドリードへの移籍金は、
日本円でなんと110億円……
レアルマドリードは6年契約でハメス・ロドリゲスを獲得しています。
まさにモンスター級のサッカー選手ですね!
ちなみにハメス・ロドリゲスの奥さんは一部のサポーターから容姿をけなされ、
整形手術を決行したとの情報も。
スーパースターの奥さんも大変ですね。
58位にランクインしたのはマッツ・フメルス選手。
うーむ…確かにイケメンですね。
パイレーツ・オブ・カビリアンのオーランド・ブルーム的な?
マッツ・フメルス選手は、ドイツ代表の現在26歳。
ドイツサッカー界のレジェンドであるベッケンバウアーとも比較されるほどの実力の持ち主です。
試合中のファールが少ないことでも知られています。
ちなみにフメルス選手は読書家としての一面もあるそうですよ。
59位にはダニエレ・デ・ロッシ選手。
ロッシ選手はイタリア代表で、
2006年のワールドカップ優勝メンバーの1人でもあります。
出身のローマでは1、2を争う人気選手だそうです。
ロッシ選手は長袖のユニフォーム(時には片手だけ長袖)で試合をするというスタイルが知られていて、
これは左腕の刺青に尊敬と敬意を払ってのことだとか。
それで長袖にするというのはよくわかりませんが……
でも2011年までは半袖でプレーしていたので、
実は所属クラブに注意されたのかも?などと思ってしまいます。
またロッシ選手の前妻が暴行容疑で捕まるなど、
ロッシ選手本人にとっては迷惑な事件もありました。
77位にはマリオ・ゴメス選手。
189センチの長身を活かしたプレーは世界レベル。
ですが2013年に右足の靭帯を負傷する大怪我。
そして2014年には左腕の靭帯を負傷。
ちょっと気の毒な気もしますが、
最近ではドイツ代表から外されてしまっているようです。
マリオ・ゴメス選手はファッションモデルもつとめているそうですよ。
79位にはイケル・カシージャス選手。
カシージャス選手はレアルマドリードの守護神です。
1度は「世界最高のゴールキーパー」の称号を勝ち取っていたカシージャス選手。
ところがスペイン代表ゴールキーパーでも、
レアルマドリードでは”ベンチ”という苦境に立たされたこともあります。
でもそこはスペインで絶大な人気を誇るゴールキーパー。
国際サッカー歴史統計連盟から4年連続で最優秀ゴールキーパーに選ばれたこともあります。
今後もレアルマドリードの守護神として活躍してくれそうですね!
81位にはゴンサロ・イグアイン選手。
イグアイン選手はアルゼンチン代表の現在27歳。
現在はナポリで活躍し、
2013年まではレアル・マドリードに所属していました。
イグアイン選手が不調だった時、
チームメイトのルート・ファン・ニステルローイ選手から
「ゴールはケチャップのようなものだ」とアドバイスを受けたことは有名。
本田選手もこの名言を真似したことがありました。
90位にはラファエル・ファン・デル・ファールト選手。
ラファエル・ファン・デル・ファールト選手はオランダ代表の現在31歳。
運動量も抱負で「走りすぎ」と言われることも。
ですが2014年のワールドカップはふくらはぎの筋肉を負傷したため、
オランダ代表には招集されませんでした。
2010年のワールドカップでは、
ファールト選手もオランダ代表の準優勝に貢献しました。
95位にはマリオ・バロテッリ選手。
本田選手と同じACミランに所属しているイタリア代表の「悪童」。
シチリア島の貧困地区で生まれで、
15歳でデビューした時にはサポーターから人種差別を受けることも。
問題児と言われることも多く、
監督に怒られてもタバコを吸い続けているそう。
マフィアとの関係が噂されたり、
マスコミからいつも追い掛け回されているのも彼。
バロテッリ選手は本田選手にいたずらをしたりちょっかいを出すこともありますが、
本田選手からは「仲良くしようとは思っていない」と言われてしまっています……
サッカーのプレーは間違いなく世界トップレベルですけど。
バロテッリ選手は私服もオシャレで注目されることがあります。
こうやって見てみるとサッカー選手は11人もランクインしていますね。
でもサッカーが世界的に人気なのはわかりますが、
ちょっとサッカー選手に偏りすぎな気もします。
同年の2014年にワールドカップが行われたからでしょうかね?
今回は2014年末の「世界で最もハンサムな顔」ランキングの結果でしたが、
2015年の結果にも注目ですね!
アジアカップ速報!UAE戦での本田圭佑は? [本田圭佑]
本田圭佑選手は23日、日本対UAE戦に先発出場。
試合の結果は1-1のままPK戦に突入、
4-5で惜しくも敗退という結果に。
日本はベスト8でアジアカップを終了することになりました。
前回は日本が優勝しているだけに、
残念な結果でしたね。
日本が準々決勝敗退というのは5大会ぶりです。
現地の新聞のシドニー・モーニング・ヘラルド紙では、
「ここまでの2015年アジアカップでは1番の衝撃。
チャンピオンに君臨する日本がUAEによって敗退へと追いやられた」
「UAEが日本にショックを与え、
準々決勝でオーストラリア代表との対戦を決めた」
などと報じました。
また序盤で失点を許してしまったゴールキーパーの川島永嗣選手も「弱い部分である」と批判されてしまいました。
さらにアギーレ監督についても、
「八百長疑惑で日本に恥をかかせたアギーレ監督は、
ほぼ間違いなく解雇されるであろう」
と報じています。
今回の試合後、
元サッカー選手で日本サッカー協会の大仁邦彌会長はこう語っています。
「これを勝ちに結びつけていかないといけないと思う」
「こういうのはサッカーの試合だと思うので。
内容的には良くなってきている」
結果が出せなかったことについては、
沈痛な面持ちだったとか。
アジアカップで優勝できなければ、
2017年に行われる各大陸王者が激突するコンフェデレーションズカップにも出場できないことになります。
ですがベスト8止まりでも日本代表チームはよく戦ってくれたのではないかな、
と個人的には思います。
4年後のアジアカップに期待しましょう!
〈本田選手のコメントは?〉
さて、日本対UAE戦が終わった後、
本田選手はどんなコメントを残してくれたのでしょうか?
まずは35本もシュートをしたにもかからわず、
1本も決められなかった日本代表についての本田選手のコメント。
「勝負を決する場面はいくつかあった。
それができずにPKで負けてしまったというのは、
自分たちに責任がある」
圧倒的に日本代表の方がシュート数が多かったですが、
決定力不足が浮き彫りになってしまいましたね。
PKでのできごとを、
本田選手はこう語っています。
「蹴る前までにいくつかの駆け引きがあって、
ギリギリまで見ようかなとも考えていた。
キーパーの反応を見て、
ちょっと強めに蹴ろうと最後に起動を変えた結果、
しっかりと当てられなくてああいう感じになった」
とのこと。
ほんの僅かな判断が勝敗を決めてしまうことは仕方のないことだと思いますが……
また本田選手は、
「いままでいろんなビッグプレーヤーがPKを外す姿をテレビで見てきた。
これがずっと残っていくのは自分としては非常に悔しいが現実」
「サッカーの厳しさというか、
PKの厳しさを教えられたというか」
と語っています。
また「外すもんなんですね」と、
現実を受け止める一方で信じられないという気持ちも垣間見えました。
本田選手は今回の試合を教訓に、
今後はPKの精度をもっと上げてくるような気がします。
新たな課題が見つかってしまいました。
またUAEに先制ゴールを決められてしまったことに対しては、
「あの早い段階で失点するということは、
強いチームでも良くある」
と語っていますが、
「僕らが敗者であることは間違いない」
と、いさぎよく負けを認めるコメントも。
試合前から中2日というスケジュールを不安に思っていた本田選手ですが、
本番での日本代表の立ち上がりが遅かったことで、
本田選手の不安が的中するという結果になってしまいました。
また本田選手は精神面のことも語っています。
「勝たなければいけないというプレッシャーの中で勝てないというのは、
そういう精神力を持ち合わせていなかったと感じています」
「クオリティ、
チームの完成度、
サッカーの戦いかた、
技術においては絶対に今回のほうが高かった」
「所属チームに戻っても(課題を克服する姿勢を)持ち続けたいなと思います。
結果にこだわってやっていきたいなと思います」
また本田選手は前回は優勝できた日本が今回はベスト8止まりになった原因について、
「今回は簡単にグループリーグを突破したものの、
トーナメントの1回戦からこういう現実をつきつけられて、
思い通りにいかないのがサッカーだと思います。
前回は挑戦者としての我々のなんとか優勝した形と、
ある程度の優勝するのではないかという期待、
前回以上の期待があるなかで望んだ大会では、
結局プレッシャーに打ち勝つことができなかった。
期待に答えられなかったと思っています」
と反省するしかない状況。
でも勝負は時の運ともいいますから、
前回よりも確実に強くなっている日本が負けたのは仕方ないような気もします。
無意識のうちに”ハングリーさ”が欠けていたのかも?
負けてしまった後ではどうしようもないですが、
日本は優勝しててもおかしくなかったですからね。
さらに本田選手は負けてしまった理由について、
「クオリティ以外の部分もたくさんある。
ボールを扱う以外のね。
ボールの扱いでは勝っていたのに試合に勝てないというのは、
絶対にそこが欠点なわけで、
経験とか、厳しい勝負に慣れていないとか、
勝たなければいけないというプレッシャーの中で勝てないというのは、
そういう精神力を持ち合わせていなかっただけだと思います」
また、
「完成度は今回のほうが高かったと思います。
でもそれと勝負は違うというのを今回痛感させられました」
と語っています。
試合の序盤が落ち着かなかったことについては、
「いくつか要因はある。
中2日だとか、
想像以上に疲れていて1歩が遅れるだとか。
細かく言えばそうなってくると思うんですが、
すべて想定内として考えなければいけなかった。
失点はチーム全体の責任。
でも失点はしょうがない。
1番悔いが残るのは、
追加点とかPKまで決することができなかったとか、
そういうところがやはり悔しい」
と悔やんでも悔やみきれない本田圭佑選手。
サッカーは技術や体力、チームワークだけではなくて、
あらゆる状況を想定する”想像力”も必要な競技なんだな、
と思いました。
〈試合後のアギーレ監督のコメント〉
試合後にアギーレ監督は、
「今日のゲームで勝利に値するのは我々だった」
とコメント。
たしかにシュート数や支配率、技術などは完全に日本がUAEを圧倒していました。
ですがUAEはたった3本しか打っていないシュートを決めてきています。
日本はその10倍以上もシュートしていますからね。
やはり今回の試合は「日本の決定力不足」に尽きるのだと思います。
本田選手がPKを外したことについては、
「彼(本田圭佑)は自信を持ってプレーしていたので、
キッカーの1人に選んだ」
とコメント。
またアギーレ監督は、
「ケイスケは偉大な選手。
今大会でも3得点を挙げたし、
リーダーの1人としてしっかりゲームに参加していた。
PKは誰が外してもおかしくない」
と、本田圭佑選手を褒め称えるようなことも言っていました。
〈海外の反応は?〉
今回、日本代表がUAE戦で敗退したことについて、
韓国の記者はこう述べています。
「沼にハマってジタバタするようなサッカーをしただけだった」
厳しい意見です。
また本田選手については、
「日本の自尊心であるホンダは最初のキッカーに出て、
自信をもって強力なシュートを放った。
しかしホンダのシュートはゴールの近くにさえいかなかった。
お粗末なシュートだった」
とこれまた辛口な意見。
さらに、
「おそらくホンダのサッカー人生最悪のシュートとして記憶されるだろう」
というコメント。
本田選手自信もショックだったと思いますが、
傷口にトウガラシを塗るような海外の反応でした……
本田選手はアジアカップが終わり、
再び自分が所属しているイタリアのACミランでの日々が始まります。
「チームでもまた同じポジションでやる以上、
続けていきたい。
結果を残していきたい」
とミランでのポジション争いへの意気込みも見せてくれました。
日本代表は今大会で優勝できなかったので、
大陸王者が集まるコンフェデレーションズカップには出場できません。
次の大きな大会がいきなり2018年のワールドカップですからね。
2014年のワールドカップ以上の逆境が待っているのかもしれません。
ですが逆境に強いのが本田圭佑。
本田選手が次のワールドカップまでにどれだけ成長してくれるのか楽しみでもありますね!